うれしい依頼

来年開催される,某学会全国大会の某単独セッション*1担当の先生から,恐れ多くもオーガナイザにならないかという依頼をいただきました.

ここ3年ほど,そのセッションに参加&お手伝いをさせていただいておりましたが,
分野を開拓していくコアメンバとして,また,研究者の卵として認めてもらうことができ,本当にありがたいことです.
テーマが採択されたとしても,残念ながら現地参加はできないと思いますが,できる限りの貢献をしたいと思います.

なお,今年度の全国大会におけるセッションの報告記事を書かせていただきました.
某エーアイ学会(全然ふせれてない)が発刊する来月号の学会誌に掲載される予定です(Webでも見れるかも).

#ぼやかして書くと,何がなんだかである.

*1:一般発表とは異なる,テーマ提案型のセッション.

ギークマム―21世紀のママと家族のための実験,工作,冒険アイデア

土曜日ですが大学に来ています.輪読の準備をしてますがなかなか進まない.来週2本もあるのに.

 

オライリーから本日発売の書籍「ギークマム」.噂には聞いてましたが,これはアツい.
装丁の配色もキュンキュンしちゃいます.

ギークマム ―21世紀のママと家族のための実験、工作、冒険アイデア (Make: Japan Books)

ギークマム ―21世紀のママと家族のための実験、工作、冒険アイデア (Make: Japan Books)

 

Wiredで連載されていた同名のブログ書籍化したものらしいです.

本書「ギークマム」は、コミック、SF、サイエンスなど、幅広くテクノロジーや空想の世界を愛し、我が子と分かち合いたいと思っている「ギーク」なママと家族のための書籍です。その中心は、家庭にある素材を使ってすぐに楽しめるユニークな実験・工作・体験活動。紙コップで作った要塞をスーパーヒーローになりきってこっぱみじんにすることや、ホラー小説の作文、親子で楽しむテーブルトークRPG、電子レンジでプラズマ発光、フィボナッチ数列黄金比を取り入れたアクセサリ作りなど、その内容はユニークなものばかり。さらに、子どもの成長にスーパーヒーローの果たす意味、非オタクのママ友とのつきあい方、子どもに夕飯作りを任せるための成功戦略など、先輩ギークママからのアドバイスも多数掲載しました。  

オライリーの紹介ページで目次を見ると幾つか気になるものが...

  • スチームパンクとMakerカルチャー
  • 身近な町歩きを探検に変える
  • 一行ホラー作文 選び抜かれた言葉の力を使いこなそう
  • 非オタクのママ友とのつきあい方(ママ限定)
  • 自作電池で目が光るクモを組み立てよう
  • チャームにもなる中国式ミニそろばんを作ろう

なお,ここでいうところの「オタク」は「Geek」の訳である模様.
”子持ちのためのオタク系イベント参加心得” なんていうのは,コミケ的なものではなく,おそらく Make Faire なんかを指しているのでしょう(読んでみないとわからないけどね!).
#ちなみに来月のMake Tokyoには後輩が先日発表したテクノ手芸作品を持って参加する予定.

教育・ITに偏るだけでなく,手芸や料理といった内容もあり,ギーク"マム"ならではの creativity の解釈が面白いそうです.女性やママに限らず,HCI 研究者にとってアイデアの種は生活の中に無限に潜んでいるので,awareness を拡張するには持ってこいの本ではないでしょうか.

「コンピュータおばあちゃん」よりも「ギークマム」の方が網羅性があって強そうですね.
そんなわけで,目次を読んでいると自分の興味と重なるところも多くて驚いています.早速,発注をかけようと思います.

答えを聞くのはだめ

台風が近づいたのか遠のいたのかよくわかりませんが,ずっと雨が降っていますね.
まだ秋なので,気温が低くないだけマシかも.

修論の残りのパートをどうするか考えてるのですが,なかなか最適な表現方法が見つかりません.やっと試行錯誤できるようになってきたかと思いきや,当初の考えから外れてしまうところもあり,お先真っ暗という感じです.それでも足掻くしか無いですが.

ボスに相談したところ,幾つか研究者を目指す上で根本的なアドバイス・指摘をもらったのでメモしておきます(人が読んでも理解できないメモですが...).

  • 研究の方針を決めるにあたって,答え(こんな感じでいける/いけない?的な質問)を聞いてはだめ.そろそろ腰を据えるべき(顔色を伺われると,魅せるための研究がしたいように見える).
  • ここまで来たら,直観が大きく外れることは無い.一方で,直観のまま実装してしまったらヤッコー研究になる.直観をデータや理論で裏付けた段階でアドバイスを求めるべき(なので,学部生のように細かく進捗を報告するくらいなら手を動かせ).
  • 考えながら説明する癖を直した方が良い.論文を書き始めてから研究をしてはいけないのと同じ.論がぶれたり矛盾を起こす原因になる. 
  • いくつかの事例に,極端に引きずられる傾向にあるので直した方が良い.

と,まぁ,自分の至らないところばかりを突きつけられて,反省しきりです.

一方で,先週から優秀な後輩くんと一緒にデータ取りの準備をしたり,議論をしたりすることで,軸になるところは明瞭になりつつあります.しばらく,テストコードを書いて,実験を繰り返す感じになりそうです.

◇ ◇ ◇

今日は,愛猫家さんと動物の話をしたので和みました.
ヤマネコが可愛いらしいのですが,頭の中で検索すると,どうしても
ニャンピョウが浮かぶので,疲れが溜まってるみたいです.
ツシマヤマネコ,調べたら確かに可愛い!頭部がアメショにも似ている.

調子に乗って,家に帰って猫をモフろうとすると,気安く触るなと怒られました(そのくせ,餌を寄越せと集ってくる).お金を払っておさわりさせてもらえるけしからんところにいきたい.

Twitter API 1.1 の洗礼

Twitter APIを3年ぶりに使おうとしたら,想像以上に仕様がカオスになっていたので混乱してます.

1.0と比べて1.1はリクエスト時に必ず認証が必要になってるみたいですね.

目的はクローリングしてデータセットを作るだけなので,Javascriptでできないかと思ったのですが,そっちの方が厄介でハマりそうだったので,おとなしくPythonTwitterライブラリ(twython)を使おうという話になりました.
#余談ですが,以前ほどAPIを使ったプログラミングの情報をアップしているブログが少ないような.ブームが去ったのかも.

ということで,まずはPythonのインストールだ.(涙)

 

# 追記.twythonはドキュメントが無いので,tweepyを使うことになった.

 

そういえば,昨日のAppleの基調講演でOS X 10.9「Mavericks」が発表されたようですが,卒論・修論を抱えている人間がこの時期にインストールすると死を意味するので,生殺し状態です.有料なら諦めがつくのにね.

ちなみに,今回のOSからついにFinderにタブ機能がつく模様.やっとですよ!
愛用しているXtraFinderではChrome風のタブ機能をつけることができますが,やはりSafari風のタブになってますね...

あと,iWorkiLifeが無料でダウンロードできるのは嬉しい限りです(研究室的にも).

現代哲学 輪読に関する補足

チョムスキー小事典 Ⅲ章より

▼10月30日 追記あり

閑話休題:ピジンとクレオール に関する読みもの

補足語彙の引用について

できる限り,哲学/チョムスキーの文脈に沿うように調べていますが,あってなかったら指摘してください.

母国語と母語について

レジュメの中では本に合わせて「母国語」と表記しているところがありますが,23日の講義の中で「母国語」と「母語」は異なるものと定義されたので,修正をお願いします.

誤字のお詫び

  • p.1 人が言語を使うことは(意識されないが)極めて創造的である
  • p.2 生理状況
  • p.2 記憶の限界・心の動揺(・の前にあるスペースを無視してください)
  • p.5 ぷりきゅあのおもちゃをかってー(文章として成立している)
  • p.7 periphery(つづりのミス)

統率の読み方

とうそつ.(兜率天の率と同じよみ)

メモ:オープンデータ作成

先日の,LODハッカソンに参加した後輩に教えてもらったページのメモです.

オープンデータをつなげて共有しよう|オープンデータ共有&ダウンロード|LinkData

Excelで作ったCSVなどを入れるとRDFに変換してくれるらしい.
一方で,変換したデータは公開される仕様なのでパーソナルなデータは扱えない.また,RDF同士に連関を持たせる(Linked Dataにする)にはもうちょっとしっかり考える必要があるっぽい.

#データは非公開設定もできるようです.

英文校正

研究室でお世話になっている英文校正業者がeditageさんです.
アブストラクト程度でノーマルプランだと500円程度しかかからない上に,しっかりコメントをつけてくれるのでとても重宝しています(昨日の昼に投げた英文アブストも,夜には帰ってきました).
「はずれ」だと思うことも時々しか無いし,むしろ「あたり」だったケースも多いので助かっています.何回か利用する内に,お気に入りのネイティブチェッカーもでてきました.